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Posted by おてもやん at

2017年01月17日

タオル頭巾の輪 その6

 「タオル頭巾の輪その4」で、阿蘇の一の宮小学校5年生の児童たちが、家庭科の
時間に「タオル頭巾」作りをした話を紹介した。 その後、ゲストティーチャーを務めた
松下玲子さんから、「後日談があるんですよ。」と便りが届いた。

 「タオル頭巾が、海を渡りました。」とある。 ニュージーランドも大きな地震があり、
阿蘇の地へ学生たちが調査に来て、その内3人の女子大生が農家民泊を経営して
いるYさん宅に民泊したという。

 3人は、たまたまこの家の女の子が学校で習ったばかりの「タオル頭巾」を一緒に
作った。 Yさん宅は、「災害モデル地区」にあたっており、その時に「防災訓練」が
あって、彼女たちも早速自分たちで作った頭巾をかぶって参加し、地元の皆さんに
好評だったとのこと。

 お別れの時、おみやげとしてタオル頭巾5枚をプレゼントしたところ、「ニュージー
ランドに5枚しかない頭巾だ。」と、喜ばれたという。

 思いがけなく、海外まで広がりを見せたタオル頭巾の輪。人と人の繋がりに不思議な
縁を感じている。


                          KOGA  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 10:50タオル頭巾の輪

2017年01月06日

タオル頭巾の輪 その5

 熊本学園大学では、数年前から図書館を会場にして「学生と社会人の新聞カフェ」が
開かれている。(月2回、土曜日)  新聞をテーマにした講師手作りの資料を基にした
参加型のカフェで、私のような中・高年と若い学生さん方では、記事への関心や捉え方の
違いがあり、毎回2時間の講座に飽くことがなく、楽しい学びの場となっている。

 先日、講師にお願いして、参加者の皆さんに「タオル頭巾」の紹介をさせていただく機会
を得た。 背の高い男子学生さんが嫌がりもせず、頭巾を被るモデルを引き受けてくれた
ので、皆さんにしっかり伝わったように思う。






 その後、作り方や頭巾の効用などを書いた資料を配布し、持参した頭巾を実際に手に
取ったり、被ったりして体感してもらった。

 「新聞カフェ」参加者から、また少しずつ「タオル頭巾」の輪が広がっていくよう願っている。


                             KOGA  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 11:23タオル頭巾の輪

2016年12月27日

タオル頭巾の輪 その4

 阿蘇の「一の宮小学校」では11月末、5年生2クラスの児童たちが、家庭科の時間に
「タオル頭巾」作りを行いました。 私の友人のMさんが、ゲストティーチャーとして学校に
招かれて、子どもたちと楽しい時間を過ごしたそうです。

 「2クラスとも、かわいく仕上がって達成感で満足顔でした。」と Mさんから便りが届き
ました。 このことは、学校が発行している「防災・防犯通信」に掲載されており、各家庭
にも配布されているものと思われます。

 私は、Mさんが、「子どもたちが各自、タオル頭巾を持っていれば、安全で便利では・・・」
との思いで学校に持っていったのを、学校側が即、反応して授業に取り入れられたことに
感銘を受けました。 また、「防災・防犯通信」が発行されているのも初めて知りました。

 11月号は、ライオンやサルのイラスト付きで内容も分かり易く、素敵な通信だと思いました。
一枚の「タオル頭巾」から広がった輪が、宝物のように思えます。


                                   KOGA



  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 10:53タオル頭巾の輪

2016年11月09日

タオル頭巾の輪  その3

 先日のこのコーナーで、「このささやかなタオル頭巾が少しずつ広まって行けばいいな
と思う」と書いた。

 早速、嬉しい便りが届いた。阿蘇一の宮の友人が、地元の小学校に紹介したところすぐ
反応があって、「ぜひ、5年生の家庭科の時間に指導して欲しい」と依頼があったという。
この学校では、「防災つうしん」を発行していて、ここでも紹介したいという事だった。

 この「タオル頭巾」を考案した人は、埼玉から移住してきて4月に震度7の地震を2度も
体験した。子ども達の学校生活が始まり、ふと「関東では学校に防災頭巾があった。
しかし、熊本では・・・・」

 幼いころからの意識付け、万が一の時に少しでも安心して避難できるよう、ここ熊本でも
防災頭巾は必要である。と思ったのが、タオル頭巾を作ったきっかけだったそうだ。

 阿蘇一の宮の小学校5年生の子ども達が、家庭科の時間にそれぞれ自分用の頭巾を
作っている様子が目に浮かぶ。真っ赤なタオルで「赤ずきんちゃん」でもいいし、花柄が
いっぱいのかわいい頭巾等、子ども達の個性があふれる頭巾ができたら、楽しいだろうな
と思う。


                              KOGA  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 11:21タオル頭巾の輪

2016年11月02日

タオル頭巾の輪 その2

今回は、タオル頭巾の作り方をお知らせします。



     
       フェイスタオルは 外側にくるものは

       ”カラフル”  なものにしてください。

       (明るい気持ちになります)














  






















ぜひ、作ってみてください。

            
                               KOGA
  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:56タオル頭巾の輪

2016年10月28日

タオル頭巾の輪 その1 

 1か月程前、八代の友人から「タオル頭巾」が届いた。
 これは、タオルを3枚重ねて厚みを出してあり、タオルなので拭いたり、汚れたら洗ったり、
いざという時はばらして使えるし、防寒にも畑仕事等の日除けにもなるという優れもの。

タオル頭巾






 









 思いもかけなかった「熊本大地震」を体験して以来、防災意識が高まる中で、手軽に出来る
「タオル頭巾」を考案した人がいて、それが熊日新聞に掲載された。これに関心を持った私の
友人が考案者に連絡を取り、作り方を教えてもらって私に教えてくれたのだ。

 私は仕事の関係で、「認知症対応型グループホーム」を訪問する機会がよくある。
 どのグループホームでも今回の地震を体験したことで、ご利用者をいかに安全に守り家族の
安心に繋げるか、マニュアルの見直しを初め、これまで以上に災害対策に取り組んでいる。

 そこで、私は2つのグループホームに「タオル頭巾」を紹介したところ、強く関心を持ってくださった。
後日、このことを熊日「読者ひろば」に投稿したのだが、多くの人から反響があった。

 特に、阿蘇一の宮で「書道教室」をしている友人は、10月8日「阿蘇中岳大噴火」を体験した後
だったので、「教室の子どもたちの降灰防止用にも活用できる」と言って連絡してきた。
 早速、タオル頭巾と作り方を送った。彼女は、その日のうちに「2つ作って1つは地元の小学校に
紹介しようと思っている」という便りをくれた。

 このささやかな「タオル頭巾」が防災意識を高めることに役立ち、少しずつ広まっていけば
いいなあと思う。


                        KOGA
  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 16:18タオル頭巾の輪