2017年04月07日
病室の友情
十数年前、市の「介護予防教室」で親しくなったAさんが、膝の手術で熊本市内の
病院に入院されたので、お見舞いに行った。
手術後は朝夕2回のリハビリがあるという。 4人部屋で、Aさんの向かいのベッドの
人がリハビリから戻ってきて、笑顔で「終わったよ。」と言いながらハイタッチされた。
次のリハビリがAさんだったのだ。 その親しげな様子に驚いた。
初めは知らない者同士だったはずなのに、同じ手術を受けて退院までの6週間、
寝食を共にする内に、だんだん交流が深まっていくようだ。 男性同士だったらこうは
いかないのではないかと思う。 女の武器は笑顔とおしゃべりだと思った。
1週間後、再訪したらちょうど二人一緒に入浴に行かれるところだった。 お風呂グッズ
を入れた大きなリュックをパジャマの背中に背負い、杖をついて5階の部屋から2階の
浴室までエレベーターでおりていくのだ。
Aさんは80歳。 家族のもとを離れ、痛い手術に耐えて回復を待ちながら、持ち前の
明るさで入院生活を楽しんでおられた。 「こんな温かい雰囲気の病室はないですよ。」
と言ったら、Bさんが「内臓の病気じゃなかけんな。」と言われた。
こんなお見舞いは行く方も楽しい。
KOGA
病院に入院されたので、お見舞いに行った。
手術後は朝夕2回のリハビリがあるという。 4人部屋で、Aさんの向かいのベッドの
人がリハビリから戻ってきて、笑顔で「終わったよ。」と言いながらハイタッチされた。
次のリハビリがAさんだったのだ。 その親しげな様子に驚いた。
初めは知らない者同士だったはずなのに、同じ手術を受けて退院までの6週間、
寝食を共にする内に、だんだん交流が深まっていくようだ。 男性同士だったらこうは
いかないのではないかと思う。 女の武器は笑顔とおしゃべりだと思った。
1週間後、再訪したらちょうど二人一緒に入浴に行かれるところだった。 お風呂グッズ
を入れた大きなリュックをパジャマの背中に背負い、杖をついて5階の部屋から2階の
浴室までエレベーターでおりていくのだ。
Aさんは80歳。 家族のもとを離れ、痛い手術に耐えて回復を待ちながら、持ち前の
明るさで入院生活を楽しんでおられた。 「こんな温かい雰囲気の病室はないですよ。」
と言ったら、Bさんが「内臓の病気じゃなかけんな。」と言われた。
こんなお見舞いは行く方も楽しい。
KOGA
Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 15:58
│おしゃべり通信(KOGA)