2017年08月10日

おからの活用

 豆乳メーカーで豆乳を作り始めてから15年になる。 当然、毎回「おから」が出る。
私はおからがあまり好きではないのでその度に捨てていたが、 ある時、友人が、
「もったいない。冷凍しておいて。」と言ってもらってくれるようになったので、おからが
出来た日の日付を書いて冷凍している。

 豆乳は毎日飲んでいるので、週3回~4回は豆乳を作っており、おからがどんどん
冷凍庫に溜まっていく。 それが10個になったら親しくしている介護施設に届けている。
そこの施設長によると、「おから卵焼き」が利用者さん方に好評なのだという。

 味噌汁にそのまま入れてもいいし、「おからコロッケ」や「おからかりんと」等もできるが、
ありあわせの野菜と一緒に炒り煮にしてもおいしいようだ。 市販のおからと違って、
自家製のおからはまだたっぷりと豆乳が残っていて、しっとりとおいしく仕上がると、
貰ってくれる友人たちが言う。

 そんな折、出久根達郎著「風がページをめくると」というエッセー集を読んでいたら、
「おから」の話が載っていた。 「卯の花(おから)は、客に好評の酒の肴の一つだ。 
料理というほどのものではない総菜だが、昔の味がする。 と客が喜ぶ。」 とあった。

 著者が小学生の頃、おからは豆腐屋さんからバケツ一杯5円で買えた、という話も
興味深かった。

 豆乳メーカーは豆乳が出来た後、各部品を洗うのが結構面倒なのだが、作りたくないと
思ったことはない。



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Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 10:46 │おしゃべり通信(KOGA)