2017年08月30日
高齢者の居場所
91歳の母が、ディサービスに通っていた施設に入所してから半年が経った。 今では
すっかり馴染んで施設暮らしを楽しみ、「ずっとここにおる。」 と言うようになった。職員の
方々に大切にされ、他の入居者さん達とも親しくなっている。 しかし、ここに至るまでの
道のりは厳しかった。
昨年12月初旬と下旬の2回、ベッドから落ちて救急車のお世話になった。 1回目は
10日間の入院で、退院時に主治医から「もう、在宅は無理のようですよ。」と言われたが、
頑として聞き入れず、元の一人暮らしに戻った。 何でも自分でしなければ気がすまず、
やれると思い込んでいた。
そして12月末、再び同じ所に倒れていた。 年末のことで、病院は一泊しかさせてくれな
かった。 そこで、ケアマネさんを通して、「有料老人ホーム」の一室を空けていただくことが
できた。
しかし、介護のプロが言葉を尽くして入居を促したが、バッグを握りしめて 「家に帰る」 と
言って聞かない。 とうとう根負けして自宅に戻った。 年末から年始にかけて、妹と交替で
実家に泊まり込み、一時的な同居を始めた。
やがて、2か月を過ぎる頃、母が言った。 「あんた達がいると、私の生活リズムが狂うから
もう来なくていい。」と。 それでも、転倒リスクが高いのは変わらないので、30年来お世話に
なっている開業医が、幾度も繰り返し施設入所を勧めてくださって、今の施設を「居場所」と
することができた。
週3~4回は会いに行っているが、いつも笑顔で迎えてくれる。
KOGA
すっかり馴染んで施設暮らしを楽しみ、「ずっとここにおる。」 と言うようになった。職員の
方々に大切にされ、他の入居者さん達とも親しくなっている。 しかし、ここに至るまでの
道のりは厳しかった。
昨年12月初旬と下旬の2回、ベッドから落ちて救急車のお世話になった。 1回目は
10日間の入院で、退院時に主治医から「もう、在宅は無理のようですよ。」と言われたが、
頑として聞き入れず、元の一人暮らしに戻った。 何でも自分でしなければ気がすまず、
やれると思い込んでいた。
そして12月末、再び同じ所に倒れていた。 年末のことで、病院は一泊しかさせてくれな
かった。 そこで、ケアマネさんを通して、「有料老人ホーム」の一室を空けていただくことが
できた。
しかし、介護のプロが言葉を尽くして入居を促したが、バッグを握りしめて 「家に帰る」 と
言って聞かない。 とうとう根負けして自宅に戻った。 年末から年始にかけて、妹と交替で
実家に泊まり込み、一時的な同居を始めた。
やがて、2か月を過ぎる頃、母が言った。 「あんた達がいると、私の生活リズムが狂うから
もう来なくていい。」と。 それでも、転倒リスクが高いのは変わらないので、30年来お世話に
なっている開業医が、幾度も繰り返し施設入所を勧めてくださって、今の施設を「居場所」と
することができた。
週3~4回は会いに行っているが、いつも笑顔で迎えてくれる。
KOGA
Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:41
│おしゃべり通信(KOGA)