2018年04月12日

太巻き寿司

 三十数年前、細川県政時代、「地域リーダー養成事業」 の海外研修で、アメリカに行く
機会があった。 それが縁で知り合って、今だに親しくお付き合いしている山鹿在住のAさん。
現在85歳で、ご主人は91歳になられる。

 二人とも元教師で、ご主人は校長退職後、地域の様々な役職を引き受け、生き生きと
第二の人生を謳歌しておられた。 Aさんとは文通をしながらずっと交流を続けているうちに、
いつの間にかご主人とも親しくなっていった。

 先日、山鹿方面に行く機会があって訪問の約束をした。 Aさんは、私と外食をしながら
いろいろとおしゃべりをしたいと思っていたそうだが、ご主人が「俺も古賀さんに会いたい」 と
言われたそうで、ご自宅に伺った。

 そこで出されたのが、何と白い皿に載った一本の太巻き寿司。 ケーキカットみたいに小さな
ナイフが添えられている。 これを私に食べさせたい、と言って、ご主人が買って来られた
スペシャル巻き寿司だ。

 ご主人と向き合っておしゃべりしながら、自分好みのサイズに切って食べた。 何で、一本
丸ごとなのかわからない。 でも、よそ様のお宅で巻き寿司のそういう食べ方は初めてで、
91歳のご主人からのすてきなおもてなしごちそうだと思った。

 巻き寿司はしっかり巻かれていてとてもおいしかった。


      
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Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 16:35 │おしゃべり通信(KOGA)