2019年07月09日

気遣い

 6月末から数日間、鹿児島・宮崎・熊本に降り続いた大雨は甚大な被害をもたらした。
私が居住する宇城市も、早朝や夜間に警戒レベル4が携帯にエリアメールとして表示
された。 と同時に、行政からの避難勧告も頻繁に行われていた。

 雨音を聞き、外の様子を眺めながら、 「まだ大丈夫。」 と思いながらも不安になる。

 そんな中、テレビニュースを見た友人・知人たちから安否を気遣う電話やメールが次々
届いた。 遠くはロサンジェルス在住の叔母二人、 埼玉に暮らしている甥っ子、 山鹿市の
85歳になる旧友、 新聞投稿が縁で知り合った77歳のAさん。

 そして、7~8年前に九電のモニター (エコアースクラブ) の仲間だったBさん、 同じく
九電のモニター会議が福岡の九電本社で行われた時お会いした愛媛のCさん。

 彼女とはその時の会議で数時間会っただけなのに、3年前の熊本地震の時、いち早く
大きな文字で 「古賀さん、大丈夫?」 とファックスをくれた人だ。 その太いマジック文字の
ひとことにどんなに励まされたことか。

 幸い、私が住むエリアは毎年の梅雨期に降る雨の量がいつもより多いと感じたくらいで、
避難するほどのことはなかった。 でも、全戸に避難勧告が出ていたので、みんなが一人
暮らしの私を気にかけてくれたのだ。

 気遣ってくれる人がいることの安心感と嬉しさが心に沁みた数日間だった。



KOGA



 


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Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 10:23 │おしゃべり通信(KOGA)