2020年02月19日

手描き友禅教室

 私の古い友人に 「手描き友禅教室」 をやっている人がいる。 その腕前はプロ級で、
これまでに帯・日傘・バッグ・Tシャツ・スカーフ・ハンカチ等の小物雑貨の無地の物を
見つけては描いて、オリジナルに作品に仕上げている。 
中でも、帯に描かれた十二単衣の着物には驚いた。

 皮工芸をやっているお姉さんと一緒に、デパートの手芸コーナーで販売もしている。
同時に、市内数か所で 「手描き友禅教室」 を開講しており、ピーク時には40名近くの
生徒さんがいたという。

 先日、久しぶりに会って食事をした時、 「時代の流れよねえ。 今は3ヶ所で9名になって
しまった。」 と言っていた。 その中の2名は、介護施設入所後も施設から月に1回やって
来るという。

 10時半からの予定だが、9時にはやってきて4時頃までいるので、昼食を用意し、3時には
おやつも出している。 施設の食事は同じようなメニューなので、 「おいしい」 と喜ばれている
そうである。

 友人に話したら、 「デイサービスをやっているようなものね。」 と言われた、と笑っていた。
「手描き友禅」 という趣味を通して、老後の楽しみの手助けをしている彼女の話を聞きながら、
こういうボランティアのやり方もあるんだなあ、と思った。



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Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 15:03 │おしゃべり通信(KOGA)