2020年07月10日

手づくりマスク

 新型コロナウイルス対策の1つとして、マスクは欠かせない感染防止の役割を持って定着
してきた。 コロナ禍以前、価格も安く使い捨てだった既存の白いマスクからだんだん手作り
マスクが増えてきて、今やファッションの一つになっているようである。

 友人たちと顔を合わせると、 「そのマスクいいね」 「かわいい」 「似合ってるよ」 等と声を
かけあっている。 不器用な私は、友人・知人たちから手づくりマスクをもらった。 花柄や
水玉模様、大島紬布等、いろいろである。

 その中に92歳の人がいて、何回かに分けて8枚のマスクをいただいた。 最近届いたのは
「夏用です。」 といって白地にブルーの浴衣地だった。 見た目も涼しそうである。

 92歳という年齢で他人の為に手縫いで仕上げておられると思うと、私は申し訳ない気持ちで
いっぱいになる。 同時に有難く、嬉しいと思う。

 これから先もマスク着用の生活は続くだろう。 慣れるしかないが、マスク着用で親しい人や
顔馴染みの人とは変わらない思いや態度で接する事ができる。 でも、日々の暮らしの中で
関わる不特定多数の人の表情がわからないのは、未だに少し違和感がある。

 マスク無しのこれまでの暮らしには、無意識のうちに安心感があったのかもしれない。



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Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 12:03 │おしゃべり通信(KOGA)