2020年07月27日

終末期をどうするか

 94歳の母が入居している老人ホームから電話があった。 右足にむくみが出ているので、
訪問診療の主治医から中央病院の循環器科を受診させたいとの事。

 当日は、施設のケアマネさんと妹が付き添った。 後日、中央病院の担当医から施設の
主治医に診察内容のメールが届いたという事で、説明を聞きに、ケアマネさんと一緒に
主治医の医院を訪ねた。

 心臓に大動脈瘤ができていてこれが進行している状態であるため、カテーテル等の医学的
治療をするかどうか、高齢なのでそのリスクも考えた上で、どうするかの話し合いをした。 
私は、治療をしないという思いを伝えた。

 少し前に、母と話したことがある。 「お母さん、まだ頭がしっかりしている内に聞いとくよ。
寿命が来た時、病院か、ここ(施設)か、家に帰って自分のベッドがいいか。」 と尋ねた。
母は、 「ここ」 と即答したのだった。

 入居の契約時に様々な書類に必要事項を書いて提出していたが、再度、 「終末期の急変
における医療等に関する意思確認書」 という長い文面の用紙に、延命は希望しない旨、
記入して医師・施設・家族の三者が保管することとなった。

 母は、月2回の訪問診療を受けながら、施設で安定した暮らしをしている。



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Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:45 │おしゃべり通信(KOGA)