2021年02月05日

漢字一文字で表すと

 「生涯学習に新聞を」 というコンセプトで始められた 「新聞井戸端会議」 は、昨年末で
250回になった。 月2回、講師が手作り資料を作って宇城市まで来てくださる。 彼は
元新聞記者なので、これまで新聞に関して知らなかった様々な事を沢山学んでいる。

 新聞に取り上げられた記事について全員で自由に語り合う2時間は勉強になる。 
しかし、堅苦しい学びばかりではなく、楽しく面白い事も多々あって、それが15年間も
続いてきた所以だろうと思う。

 昨年末は、講師が 「自分の夫 (妻)を 漢字一文字で表す」 というお題で紙を配られた。
メンバーは全員70歳代で、私を含め3人が夫を亡くしている。 存命中といなくなってからの
夫への思いは全然違う。

 私は自分が何と書いたか思い出せないが、Aさんは、 「憧」 という文字を披露した。
大学時代にすてきだなあと思って以来、亡くなった今でも憧れの存在であると。

 漢字はわからないが、 「のさり」 と書いた人もいた。 「縁」 よりも深い気がする。

 この中で、私が一番いいなあと思ったのは、 「当」 という一文字だった。 彼は、この文字を
示して奥さんのことを 「宝くじに当たったような思いだ」 と言った。 奥さんは嬉しいだろうなあ
とちょっとうらやましくもあった。

 講師は、いつもこんな楽しい企画を持って来て下さる。 月2回の新聞井戸端会議は欠席
したことが無い。



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Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 15:47 │おしゃべり通信(KOGA)