舟木一夫コンサート

熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド

2018年10月19日 13:43

 10月初旬、妹に誘われて市民会館シアーズホーム夢ホールで開催された 「舟木一夫
コンサート」 に行った。 会場の前は、開場を待つ中・高年の女性たちで溢れていた。
中にはポツポツ男性の姿もある。

 コンサートは2部構成で、1部は白っぽい和服で登場。 会場から大きな拍手が沸き起こる。
2部は本当によく似合うスーツ姿で再登場し、大ヒット曲である 「高校三年生」 をはじめ、
デビュー当時のヒット曲メドレーで楽しませてくれた。

 本人が歌っている最中にもかかわらず、女性たちが続々と花束や手提げ袋を持って舞台下
まで行き、握手と引き換えにプレゼントを渡していく。 舞台中央にあった4つのスチール製の
台は、プレゼントを置くための台だったことがわかった。

 真ん中の2つは花束用、両サイドは左側からと右側からのファンが届ける手提げ袋置き場
である。袋は 「鶴屋」 のものが多く、1つだけ 「香梅」 の袋があった。

 これらの中にひときわ目を引く箱があった。 葡萄か梨が入っていそうなダンボール箱。
舟木さんはそれが気になったらしく、歌いながら近づいて箱を持ち上げた。 そして 「要冷蔵
わかめ」 と箱の文字を読み上げた。 コンサートで 「わかめ」 のプレゼントとは‼

 妹の話によると、福岡のステージはこんなものではないという。 プレゼントの数がとても多く、
花束が高く積み上げられるとのこと。

 来年75歳になるという舟木一夫さんは、体型も声量もしっかり維持していて、私たち高齢者に
ひと時の 「青春」 を取り戻してくれた。


       KOGA

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