本場のキムチ

熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド

2020年04月06日 14:31

 先日の夕方、宅配が届いた。 宅配さんが、白銀色の一斗缶を抱えて来られたので、思わず
「それは何ですか?」 と尋ねた。 「外国からの贈り物です。」 との返事。

 確かにロサンゼルスに叔母がいるが、 「まさか、この缶に何が?」 と思ってよく見たら、韓国
からの物だった。 中味は10キロのキムチだ。

 添えられた手紙によると、 「韓国では秋の終わり頃にキムチを沢山つくり、冬に備えます。
作り方も様々で、韓国の家庭の味を味わっていただきたいという思いで、昨年秋に作りました
キムチを少量お送りいたします。

韓国の南の方は、ソウルと違って煮干しの塩辛を入れて作ることから、少し強めの味になって
おります。 お口に合うかわかりませんが、お召し上がりいただけると幸いです。」 と丁寧な
日本語で書いてあった。

 韓国の金先生とのご縁は、今から25年も前になる。 当時、松橋町では 「日韓少年の翼」 と
いう国際交流事業があり、私は小学校高学年と中学生の15名を引率する副団長として参加
していた。 

 後に、今度は韓国の少年たちが松橋にやってきた時の団長が金先生だった。 
その時、我が家にホームステイしていただいて以来、途切れない交流が続いている。

 昨年、私がくまモンのぬいぐるみ2体を送ったのをとても喜ばれて、先生宅のリビングにいる
くまモンの写真と一緒に大量のキムチが届いたのだった。 

 量が多かったので、友人たちにおすそ分けした。
 「やはり、本場もんは違うね。」 とみんなが喜んでくれた。



     KOGA



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