2021年03月12日

盗られ妄想

 週に1~2回、有料老人ホームに母の入れ替えの洗濯物を届けに行っている。 事務室横の
玄関で、職員さんが洗濯物を持って来られるのを待つ。

 先日、待っている間、事務員さんが 「この前、Mさん(母の名前)がズボン下がなくなった、と
言われたそうですよ。 その時、怒られて怖かった。 どうしたらいいんですかね。」 と、職員から
聞いた事を言われた。

 「盗られ妄想が出てきていますね。 うまく話を合わせてください。」と言いながら、そういう問題を
世間話をするように事務員から聞くのはおかしいと思った。 更に彼女は言った。 「前は1だった
のが今は5になっている、とその職員が言っている。」と。

 母は95歳になるが、要介護度は1である。 まだ、手押し車を使って自力で歩いているし、トイレ
にも自分で行ける。 それがいきなり、要介護1から5になるとは考えられないので、 「認知度
ですか?」 と聞いたら 「そうです。」 と事務員は言った。

 「でも、こういう問題は事務員さん通してではなくて、職員さんから直接、私に話をしてもらって、
双方で問題解決の方法を話し合うべきだと思います。」 と私は言った。そして、何かがなくなったと
思っている母が、職員が 「怖い」 と感じるような怒り方をするだろうか、と思った。

 と同時に、利用者に何か問題が生じたら、事務員に愚痴る前に職員間でミーティングをして、
みんなで共有して、より良い方向性を見出すべきではないだろうかと思った。



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Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:40 │おしゃべり通信(KOGA)