スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by おてもやん at

2018年06月29日

手作り梅干し

 十数年ぶりに梅干し作りをした。 これまでは亡くなった夫が漬けたり、友人からもらったり
していたのだ。 梅干しを食べるのは好きなくせに、面倒くさいという理由で、自分で漬けよう
という気はなかった。

 今年、漬けてみようかという気になったのは、庭の梅の木に見事な実が沢山なったからだ。

 数年前、完熟して木から落ちた実だけを使って漬けた、という梅干しを友人から貰ったことが
あった。 それがとてもおいしかったのを思い出して、実が熟れてから漬けようと思い、毎日、
梅の木を見上げては黄色く色づくのを待った。

 塩加減や重しの仕方等、面倒だと思っていた「梅の漬け方」 のレシピも友人からもらった。
完熟梅はあく抜きをしなくてもいいという事だったので、梅・塩・酢・焼酎をレシピ通り量って、
ジップロック(ポリ袋)に入れた。

 数日で梅酢があがってきたので、今度は紫蘇を購入。 梅酢でしっかり揉んで甕に入れた。
それから数日間で、真っ赤な梅酢に浸された梅が真っ赤に染まった。 毎朝、甕を覗いて
その赤さに満足している。

 紫蘇を入れてから1週間目、待ちきれずに1個、甕から取り出してみた。 表面はきれいだ
けれども、中まで浸透しているか気になっていたが、美しく染まっていた。


          KOGA


      減塩梅干しの作り方 (塩分10%)

             梅    2㎏
             塩  200g
             酢   70cc(米酢)
            焼酎   70cc

           ジップロック(Lサイズ) 2枚

           重し用  ペットボトル2リットル入り 2本
                 ① 最初は4㎏
                 ②梅酢があがってきたら半分に減らす
                 ③この状態で1~2週間おく

           シソ   梅2㎏に対して1把
                 梅酢でよく揉んであく抜き
                 よくしぼって梅の上にばらして入れる

 
           


   


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:50おしゃべり通信(KOGA)

2018年06月20日

遠距離電話

 ロサンゼルス在住50年になる叔母 (母の妹) から便りが届いた。 「サクラガーデンズ」 と
いう日本人向け有料老人ホームに夫婦で入居して6年になるという。 叔父が96歳、叔母が
90歳。

 このホームでは、日本の俳句・短歌・囲碁・将棋・盆栽など、様々なプログラムが用意されて
いて、叔母は 「『春のカラオケ大会』 でドレスアップして、ステージで水森かおりの 『庄内平野、
風の中』 を歌いました。」 と書いてあった。

 叔父は器用な人で、盆栽は趣味の域を超えていて、入居前は自宅で盆栽を育て、アメリカ人
に販売していたこともある程の腕前である。 その叔父は、そこでも有料で観ることのできる
NHKテレビの 「西郷どん」 を楽しみに観ているとの事。 夫婦とも鹿児島出身なので、さぞかし
鹿児島弁が懐かしいことだろう。

 施設に入居している92歳の私の母は、私の携帯電話でたまに叔母に電話している。 この時
ばかりは、姉妹で鹿児島弁丸出しの会話が弾む。

 先日の電話で、母が 「もういっぺん、会ってみろごたるな。 もう、会いはならんで・・・」 と
言っているのを聞いて、しんみりした気持ちになった。 叔母はなおさら、年齢を重ねるごとに
望郷の念が強まっているに違いない。

 今回の便りには、「元気そうな姉の声を聞いて、ハッピーな気持ちになりました。」 と記されて
いた。 電話料金は高くなるが、母の唯一の贅沢だと思って、これからも時には電話で話を
させてあげたいと思っている。


       KOGA  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:43おしゃべり通信(KOGA)

2018年06月11日

おばあちゃんの弁当

 76歳になる私の友人は、息子さんと中2になる孫娘と3人暮らしである。 孫が小1の時、
息子さんが離婚して以来、彼女が母親代わりになって精一杯の愛情を注いで育てているが、
「孫だから、つい甘やかしてしまうとたい。」と言って、自分の孫への接し方を冷静に見ている。

 「小・中学校の間は給食があるからいいけど、孫が高校生になった時、ちゃんと弁当を作って
やれるよう、元気でいたい。」 と彼女は言った。

 もう一人の友人は、77歳。 彼女は社会人になった孫息子の弁当作りをしている。 本人の
母親が、毎朝5時から近くの物産館に出荷する 「山菜おこわ」 を作っているので、友人が孫の
弁当作りを担当している訳だが、 「弁当作りが楽しくて少しも苦にならない。」と彼女は言う。

 そのおかずは、前日の残り物や冷凍食品を揚げた物ではなく、いなり寿司・かっぱ巻き・
ベーコンの肉巻き等、手がかかる品を一人分作っていると聞いて、私は驚いた。

 夜遅く帰ってくる孫は、黙って空の弁当箱を台所に置き、翌朝また黙ってその日の弁当を
持って行くのだという。

 多分、職場では同僚たちに、愛妻弁当ならぬ愛情いっぱいの「ばあちゃん弁当」 が羨まし
がられているに違いない。



       KOGA  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 11:27おしゃべり通信(KOGA)

2018年06月05日

85歳で26本

 6月4日は、「虫歯予防デー」 である。

 私は子どもの頃虫歯が多くて、よく歯科医通いをしていた。 昔の歯科医院は、子ども心に
怖い所だった。 虫歯を削る 「キーン」 と言う音が恐怖心をあおり、時々それが歯の神経に
触って 「ピリッ」 と痛みが走る。 それが何回も繰り返されて、泣きわめいたこともあった。

 小学校6年生の時、永久歯に生え変わったばかりの前歯2本が虫歯になった。 治療した
その日、上唇が 「たらこ」 のように腫れ上がった。 鏡を何度も見ては、「この顔では明日、
学校に行けない。」 と思い悩んだ記憶がある。

 大人になって、子どもを産んでからも歯科通いはしばらく続いた。
 5年ほど前から 「口腔ケア」 に力を入れるようになって、誕生月の5月と年末の12月、
年2回定期受診をしている。歯磨きの指導を受けて、毎3食後丁寧な歯磨きを心掛けている。

 私が筋力向上トレーニングを一緒にしているAさんは、今年85歳。 常々、丈夫そうな歯を
持っておられるなあと思っていたので聞いてみた。 26本がご自分の歯だという。 そして、
3か月に一度、歩いて行ける近くの開業医でチェックしてもらっているとの事だった。

 丈夫な歯こそ、健康の元だと思う。

 
    KOGA




  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 11:17おしゃべり通信(KOGA)