2021年05月12日
区役
4月末の日曜日は地域の一斉清掃の日だった。 私は持病の背痛のため、数時間の作業に
体力が持つかどうか自信がなかった。 さりとて、炊事・洗濯・買い物等の日常はできているので、
参加しないで自宅で休んでいるほどでもない。
そう考えて区役に出た。 ちなみに不参加の場合、2千円の負担金が課せられる。
午前8時、公民館をスタートし、まずは草刈り機を持った男性4人が毎年、決められたコースで
ある道路脇の雑草を刈り取っていく。 その後ろを、刈り取られて散らばった雑草を土手に放り
投げながら、私たちが続く。
私はゴミ袋を持って、雑草の中から表れた空き缶・紙くず・たばこの吸い殻などを集めながら
ついていった。 この日の参加者は15名。 その内の5名が女性だ。 女性のうち、私を含めた
3名が夫を亡くし、2名は夫が病気療養中である。
作業は進み、土手から降りて田んぼの向こう側の長く続く側溝に行く。 側溝は深く、汚水が
ヘドロ状になっている上、土手は竹が生い茂っている。 この辺りになると私は全く役に立たない。
身体もきつい。 周りの人たちに申し訳ない。 そう思いながら黙ってついて行くのは苦痛だった。
やっと終わった時は、2時間半が経過していた。 もやもやした気持ちのまま、皆さんに
「お疲れさまでした。」 と挨拶して我が家に戻った。 すぐに風呂のお湯を入れ、痛みのある
背中を湯船でゆっくり温めてほっと一息ついたのであった。
KOGA
体力が持つかどうか自信がなかった。 さりとて、炊事・洗濯・買い物等の日常はできているので、
参加しないで自宅で休んでいるほどでもない。
そう考えて区役に出た。 ちなみに不参加の場合、2千円の負担金が課せられる。
午前8時、公民館をスタートし、まずは草刈り機を持った男性4人が毎年、決められたコースで
ある道路脇の雑草を刈り取っていく。 その後ろを、刈り取られて散らばった雑草を土手に放り
投げながら、私たちが続く。
私はゴミ袋を持って、雑草の中から表れた空き缶・紙くず・たばこの吸い殻などを集めながら
ついていった。 この日の参加者は15名。 その内の5名が女性だ。 女性のうち、私を含めた
3名が夫を亡くし、2名は夫が病気療養中である。
作業は進み、土手から降りて田んぼの向こう側の長く続く側溝に行く。 側溝は深く、汚水が
ヘドロ状になっている上、土手は竹が生い茂っている。 この辺りになると私は全く役に立たない。
身体もきつい。 周りの人たちに申し訳ない。 そう思いながら黙ってついて行くのは苦痛だった。
やっと終わった時は、2時間半が経過していた。 もやもやした気持ちのまま、皆さんに
「お疲れさまでした。」 と挨拶して我が家に戻った。 すぐに風呂のお湯を入れ、痛みのある
背中を湯船でゆっくり温めてほっと一息ついたのであった。
KOGA
Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 10:40
│おしゃべり通信(KOGA)