2020年02月28日
議会傍聴
私の親しい友人の息子さんが県議会議員になって、今年は2期目の1年目。 彼は、議員に
なってから毎年1回 「一般質問」 をしているので、今回は5回目である。
毎回、地元支援者約40~50名がバスで県庁に向かう。 高齢者が多いので、バスの中は
老人会のバスハイクのようだ。 こういう機会がなければ県庁に足を運ぶことはないだろうし、
議員会館に入ることもない人も多いだろうと思う。
今回は、 「新型コロナウイルス」 が世界的なニュースになっている最中だが、意外にも県の
執行部にマスク姿の人は一人もいなかった。 対する議員たちの中でも、マスクをしている人は
一人だけだった。
いよいよ一般質問が始まった。 この時、毎回感じるのは知事の聞く姿勢だ。 居並ぶ執行部
職員が全員、正面を向いているのに、知事だけは必ず、質問者の方に身体を向けてペンを持ち、
時折資料に目を通しておられる。
一時間の持ち時間が終わったら、広いロビーで知事を真ん中に支援者との写真撮影がある。
フロアに出て来られた知事は、一人ひとりと握手を交わす。 「今度の知事選、頑張って下さい。」
と声掛けする人もいた。
私が、知事の質問者に対する姿勢の事を申し上げたら、「リスペクトしていますから。」 と穏やかに
返された。 質問者への敬意とねぎらいが感じられた。
KOGA
なってから毎年1回 「一般質問」 をしているので、今回は5回目である。
毎回、地元支援者約40~50名がバスで県庁に向かう。 高齢者が多いので、バスの中は
老人会のバスハイクのようだ。 こういう機会がなければ県庁に足を運ぶことはないだろうし、
議員会館に入ることもない人も多いだろうと思う。
今回は、 「新型コロナウイルス」 が世界的なニュースになっている最中だが、意外にも県の
執行部にマスク姿の人は一人もいなかった。 対する議員たちの中でも、マスクをしている人は
一人だけだった。
いよいよ一般質問が始まった。 この時、毎回感じるのは知事の聞く姿勢だ。 居並ぶ執行部
職員が全員、正面を向いているのに、知事だけは必ず、質問者の方に身体を向けてペンを持ち、
時折資料に目を通しておられる。
一時間の持ち時間が終わったら、広いロビーで知事を真ん中に支援者との写真撮影がある。
フロアに出て来られた知事は、一人ひとりと握手を交わす。 「今度の知事選、頑張って下さい。」
と声掛けする人もいた。
私が、知事の質問者に対する姿勢の事を申し上げたら、「リスペクトしていますから。」 と穏やかに
返された。 質問者への敬意とねぎらいが感じられた。
KOGA
Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at
16:48
│おしゃべり通信(KOGA)
2020年02月19日
手描き友禅教室
私の古い友人に 「手描き友禅教室」 をやっている人がいる。 その腕前はプロ級で、
これまでに帯・日傘・バッグ・Tシャツ・スカーフ・ハンカチ等の小物雑貨の無地の物を
見つけては描いて、オリジナルに作品に仕上げている。
中でも、帯に描かれた十二単衣の着物には驚いた。
皮工芸をやっているお姉さんと一緒に、デパートの手芸コーナーで販売もしている。
同時に、市内数か所で 「手描き友禅教室」 を開講しており、ピーク時には40名近くの
生徒さんがいたという。
先日、久しぶりに会って食事をした時、 「時代の流れよねえ。 今は3ヶ所で9名になって
しまった。」 と言っていた。 その中の2名は、介護施設入所後も施設から月に1回やって
来るという。
10時半からの予定だが、9時にはやってきて4時頃までいるので、昼食を用意し、3時には
おやつも出している。 施設の食事は同じようなメニューなので、 「おいしい」 と喜ばれている
そうである。
友人に話したら、 「デイサービスをやっているようなものね。」 と言われた、と笑っていた。
「手描き友禅」 という趣味を通して、老後の楽しみの手助けをしている彼女の話を聞きながら、
こういうボランティアのやり方もあるんだなあ、と思った。
KOGA
これまでに帯・日傘・バッグ・Tシャツ・スカーフ・ハンカチ等の小物雑貨の無地の物を
見つけては描いて、オリジナルに作品に仕上げている。
中でも、帯に描かれた十二単衣の着物には驚いた。
皮工芸をやっているお姉さんと一緒に、デパートの手芸コーナーで販売もしている。
同時に、市内数か所で 「手描き友禅教室」 を開講しており、ピーク時には40名近くの
生徒さんがいたという。
先日、久しぶりに会って食事をした時、 「時代の流れよねえ。 今は3ヶ所で9名になって
しまった。」 と言っていた。 その中の2名は、介護施設入所後も施設から月に1回やって
来るという。
10時半からの予定だが、9時にはやってきて4時頃までいるので、昼食を用意し、3時には
おやつも出している。 施設の食事は同じようなメニューなので、 「おいしい」 と喜ばれている
そうである。
友人に話したら、 「デイサービスをやっているようなものね。」 と言われた、と笑っていた。
「手描き友禅」 という趣味を通して、老後の楽しみの手助けをしている彼女の話を聞きながら、
こういうボランティアのやり方もあるんだなあ、と思った。
KOGA
Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at
15:03
│おしゃべり通信(KOGA)
2020年02月05日
プールに行く理由
私が毎日のように通っているプールには、いろいろな人が来ている。 私が行く時間帯に来る
人たちの顔ぶれは決まっていて、いつの間にか顔馴染みになり、おしゃべりをしながら水中を
歩いている。 だいたい70歳代の人が多い。
数か月前から、杖をついてゆっくり歩いて杖を置き、水中を歩くおじいさんを見かけるように
なった。
先日、そのおじいさんに話しかけられた。 いくつも病気を持っており、肺がんや肝臓がんの
手術もしたという。 そして、落ち込まずにできることは何でもしようと思ってプールに来ている
との事。
「そうすれば病気も逃げていきますよ。」 と言われた。 見た目も弱弱しいおじいさんがこんな
事を話されるとは意外だった。 ちょっと心打たれた。
いつも一緒に歩いているAさんは、70歳で腰にヘルニアがありながらも700mくらい泳いでいる。
78歳のBさんは、変形性膝関節痛でプール通いを始め、今ではソフトテニスができるまでになった
という。 それでも毎日プールで歩いておられる。
ある日、Aさんが、「ここに来る人は、みんなどげんかあるけん来よっとよ。」 と言った。 その頃、
私はどこも悪くなかったが、泳ぐと気持ちがいいから通っていた。 しかし、半年前に腰を痛めて
以来、 「リハビリ」 と思って歩き、泳いでいる。
KOGA
人たちの顔ぶれは決まっていて、いつの間にか顔馴染みになり、おしゃべりをしながら水中を
歩いている。 だいたい70歳代の人が多い。
数か月前から、杖をついてゆっくり歩いて杖を置き、水中を歩くおじいさんを見かけるように
なった。
先日、そのおじいさんに話しかけられた。 いくつも病気を持っており、肺がんや肝臓がんの
手術もしたという。 そして、落ち込まずにできることは何でもしようと思ってプールに来ている
との事。
「そうすれば病気も逃げていきますよ。」 と言われた。 見た目も弱弱しいおじいさんがこんな
事を話されるとは意外だった。 ちょっと心打たれた。
いつも一緒に歩いているAさんは、70歳で腰にヘルニアがありながらも700mくらい泳いでいる。
78歳のBさんは、変形性膝関節痛でプール通いを始め、今ではソフトテニスができるまでになった
という。 それでも毎日プールで歩いておられる。
ある日、Aさんが、「ここに来る人は、みんなどげんかあるけん来よっとよ。」 と言った。 その頃、
私はどこも悪くなかったが、泳ぐと気持ちがいいから通っていた。 しかし、半年前に腰を痛めて
以来、 「リハビリ」 と思って歩き、泳いでいる。
KOGA
Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at
16:09
│おしゃべり通信(KOGA)