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Posted by おてもやん at

2016年11月29日

筋力向上トレーニングボランティア その1

 お便りボランティアの他に、もう1つやっているボランティアがある。

 12年前、宇城市の「広報」で 「高齢者の為の筋力向上トレーニング」講習の受講者募集が
あった。 65歳以上が参加資格だった。 その時、私はまだ60歳になっていなかったが、
ボランティアで参加できるという事で、3か月間、週1回、受講者のお手伝いをした。

 今日で終了という日に、いつも私が手伝っていたSさんから、「遊びにきなっせ。」と何度も
誘われた。 それで、ただ遊びに言っておしゃべりするだけでなく、「講習で習ったことをやって
みませんか?」と言って、トレーニングを始めたのが、今だに続いている。

 当時、Sさんは72歳で一人暮らし。 毎週木曜日、Sさんのご自宅に行って、彼女の友人と
3人で約1時間、身体を動かして12年になる。 

 首の運動から始めて上半身・下半身をゆっくり動かし、最後の仕上げは「ゴキブリ体操」。
3人で仰向けになって、ゴキブリが殺虫剤にやられてもがいている様子をイメージし、
「あ~、あ~」と声を出しながら手足をバタバタさせる動作を10回やって終わり。 何とも滑稽な
姿だが、これが一番盛り上がって大笑いになる。

 それから、Sさん手作りの、煮物・酢の物・きんぴらごぼうなど、いわゆる「おふくろの味」を
いただきながら世間話をする。

 Sさんは、現在84歳。 「きつかけん、もう来んでよか。」と言われるまで続けるつもりでいる。


                               KOGA


   


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 16:53ボランティア

2016年11月24日

お便りボランティア その2

  2009年10月、お便りボランティアをしていたAさんが亡くなられた後、すぐ次の人が
見つかった。 

2009年9月末、 ワークショップ「いふ」主催で「私の明日を考える生活設計」セミナーが
国際交流会館で開かれた。 全体会の後、いくつかのテーブルに分かれてワークショップ
をしたのだが、私のテーブルにいたのが当時84歳のBさんだった。

 このような会に初めて参加したと言っておられた。 そして、「7年前に妻を癌で亡くして
一人暮らし。 飢えや寒さは我慢できるけど、淋しさは我慢できない。」とつぶやかれた。
私は胸が熱くなった。 「私が、お便り差し上げましょうか?」と申し出て、その場で住所を
聞いた。

 以来、今年で7年になり、現在も毎月1日にペンを取っている。 季節の変化や私の近況
等を書いているが、一人目のAさんと違い7年前に会場でお会いしたきり会っていないので、
現在91歳になっておられるBさんの様子はよくわからない。 それでも数年前、ヘルパーさん
から「私からの便りは毎月楽しみにしていて、大切に保管しておられる」と電話があった。

 11月1日に投函したお便りが96通目になった。 Bさんがお元気でおられる限り続けよう
と思っている。


                               KOGA  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:01ボランティア

2016年11月16日

断捨離

 今、流行りの「断捨離」。 年末を前に大掃除を兼ねて、断行してみると良いと思う。

 季節の変わり目、「去年は今頃、何を着ていたかしら・・・」。  街に出かけると、
「あら、良いわネ」と、新しいセーターやブラウスに目が行く。 買って家に持って帰り、 
タンスに片づけようとするも、すでに引き出しは満杯。 入っている衣類を出さないと
入らない・・という現実。  こんなこと、私だけだろうか・・・。

 お中元・お歳暮・結婚式の引き出物や香典返しの品物等々。 箱に入ったまま、
押入れや収納庫に積み重なっている。 衣類だけでなく、使っていない生活用品が
一杯だ。 長年住んでいる家である程、納戸はモノで溢れている。
引っ越してすぐには、収納にも余裕があった。 いつの間に・・・という感じだ。

 これまで、「片づけなければ・・・」と思う。 「捨てればいい」と思う。 でも「もったいない」
と感じる。 「じゃ、ど~するの?」 の繰り返し。

 台所・食堂・洗面所・浴室・トイレ・寝室・座敷・子供部屋・・・ひと部屋づつ片づけて
いこう。 独立した子どもたちが残していったアルバムや思い出の品。 子どもたちが
正月・お盆などで帰省した時、忘れないで一緒に保存・廃棄を検討することが大切。


 今度こそ、思い切って暮らしの中の無駄をあぶり出し、生活用品の中から、捨てるモノ、
残すモノ、考えてみましょう。 
 食器・布団・座布団・書籍・花瓶・健康器具・アルバム・写真・卒業証書・成績表・
ぬいぐるみ等々・・・チェックリストを作って、「捨てるもの」「残すもの」 改めて見直して
みましょう。


                          ほしこ

  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:30つれづれに(ほしこ)

2016年11月14日

お便りボランティア その1

 私は今、69歳。 50歳になった時、何かボランティアをしたいと思った。
自分が楽しくなければ続かないと思っていたので、私に何ができるか考えた。
そして思いついたのが、「お便りボランティア」だった。

 松橋町社会福祉協議会にボランティア登録をして、紹介されたのが、一人暮らしで
82歳のAさんだった。 この方は、難聴で読み書きもできないとの事。
県外にいる息子さんに、Aさんの様子を知らせるお便りボランティアである。

 79歳の弟さんと暮らしていたが、彼に認知症の症状が出て施設に入所されてから、
一人暮らしになられたという笑顔のかわいいおばあちゃんである。
「夜が、おとろしゅうはなかばってん、とぜんなか。」と言われて、胸が熱くなった。

 毎月1回、訪問して彼女の昔話や、問われるままに私の家族のことを話したりして、
息子さんに便りを書いた。「今日は、髪をカットしてかわいくなっておられました」とか、
「腰が痛いと言っておられましたが、自然な老化現象によるものだと思われます」等、
あまり心配かけないような明るい内容を心掛けた。

 2001年2月から始めたこのボランティアは、2009年10月、Aさんが亡くなるまで
続いた。 8年間で106通の便りを出していた。 私と息子さんが文通する訳ではない
ので、差出人はAさんの名前にしていた。 返信は無く、ずっと一方通行だったが、
それでも私は構わないと思っていた。
 息子さんとはAさんのお葬式で初めてお会いした。 彼は、私と同い年だった。

 Aさんとの8年間の交流で、私はたくさんの学びと思い出をいただいた。


                          KOGA

   


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 14:32ボランティア

2016年11月09日

タオル頭巾の輪  その3

 先日のこのコーナーで、「このささやかなタオル頭巾が少しずつ広まって行けばいいな
と思う」と書いた。

 早速、嬉しい便りが届いた。阿蘇一の宮の友人が、地元の小学校に紹介したところすぐ
反応があって、「ぜひ、5年生の家庭科の時間に指導して欲しい」と依頼があったという。
この学校では、「防災つうしん」を発行していて、ここでも紹介したいという事だった。

 この「タオル頭巾」を考案した人は、埼玉から移住してきて4月に震度7の地震を2度も
体験した。子ども達の学校生活が始まり、ふと「関東では学校に防災頭巾があった。
しかし、熊本では・・・・」

 幼いころからの意識付け、万が一の時に少しでも安心して避難できるよう、ここ熊本でも
防災頭巾は必要である。と思ったのが、タオル頭巾を作ったきっかけだったそうだ。

 阿蘇一の宮の小学校5年生の子ども達が、家庭科の時間にそれぞれ自分用の頭巾を
作っている様子が目に浮かぶ。真っ赤なタオルで「赤ずきんちゃん」でもいいし、花柄が
いっぱいのかわいい頭巾等、子ども達の個性があふれる頭巾ができたら、楽しいだろうな
と思う。


                              KOGA  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 11:21タオル頭巾の輪

2016年11月02日

タオル頭巾の輪 その2

今回は、タオル頭巾の作り方をお知らせします。



     
       フェイスタオルは 外側にくるものは

       ”カラフル”  なものにしてください。

       (明るい気持ちになります)














  






















ぜひ、作ってみてください。

            
                               KOGA
  


Posted by 熊本県高齢者介護施設・住宅ガイド at 13:56タオル頭巾の輪