熊本県高齢者介護施設・住宅ガイドブログ

　早朝ウォーキングの途中に友人の家庭菜園があり、よく手入れされてナスやオクラが
育っている。　先日、その畑に点々と、無数の小さな足跡らしきものがあるのに気付いた。

　数日後、畑の側まで行った時、小さな生き物が2匹、すごい速さで山の方に駆け去った。
イノシシの子どもだった。　よく見ると、実ったナスの実が全部なくなっていた。

　私の地域では、夏休みの終わりに 「通学路一斉美化運動」 を行っている。　農家が多い
のでほとんどの人が草刈り機を持っておられて、道路端の生い茂った雑木や夏草をどんどん
刈り取っていくのを、私たち女性はゴミ袋を持って、刈り取られた草木の中から現れた空き缶や
たばこの吸い殻等を拾っていく。

　途中、休憩所があって、そこでイノシシが話題になった。

　Ａさんのからいも畑、Ｂさんのたけのこ山が被害に遭い、Ｃさんは自宅前の道路に親子の
イノシシがいて動かなかった等、ほとんどの人が民家近くでイノシシを目撃している。　すぐ
近くが小高い山なので 「あの山には、相当おるばい。」 という話になった。
　
　私が「イノシシはオクラは好かんごたっですね。 Ｓさんの畑のナスは全滅していたのにオクラは
ちゃんと残っとったですよ。」 と言ったら、そばにいたおじいさんが可笑しそうに笑われた。



　　　　　KOGA